築28年の屋上を守る!横浜市保土ケ谷区でのウレタン防水工事とは 続編

今回は、前回の続きである横浜市保土ヶ谷区のRC5階建ての屋上ウレタン塗膜防水工事の続編をご紹介します。前回は既存防水の状態確認や下地処理についてお話ししましたが、今回はいよいよウレタン塗膜防水(X-2工法)の塗布工程に入ります。

この工事では、既存のウレタン防水層の上に新たな防水層を形成するため、下地処理をしっかりと行ったうえで、ウレタン防水を二層塗布し、最後にトップコートで仕上げる流れとなります。施工箇所は屋上で、室外機や物置といった障害物が点在する環境でした。そのため、施工方法も工夫しながら進めていきました。

前回の記事も合わせてご紹介します。

目次

ウレタン一層目塗布

まずは、一層目のウレタン塗布からスタートしました。今回の現場は障害物が多いため、鏝(こて)やレイキではなく、6インチのローラーを使って施工しました。ローラーを使用すると、細かい部分まで均一に塗ることができ、厚みのコントロールもしやすくなります。

施工の際は、塗りムラが出ないようにローラーを均等に動かし、クロス塗りを意識しながら慎重に作業を進めました。また、ウレタン塗膜は厚みが重要なので、適切な量を調整しながら塗布していきます。厚みが不足すると防水性能が落ちてしまうため、慎重な作業が求められました。

塗布が終わった後は、しっかりと乾燥時間を確保しました。ウレタン防水は完全に硬化しないうちに次の層を塗ると密着不良を起こすことがあるため、気温や湿度を考慮しながら適切な時間を置きました。

ウレタン二層目の塗布

一層目がしっかりと硬化したことを確認し、次に二層目のウレタン塗布に入りました。この工程では、一層目の上に重ね塗りをすることで防水層の厚みを確保し、耐久性を高めていきます。

二層目も同じく6インチのローラーを使って塗布しました。ここで重要なのは、一層目との密着を高めながら、均一な仕上がりにすることです。特に立ち上がり部分や端部は劣化しやすいため、しっかりと塗り込むことを意識しました。

また、二層目の塗布は防水層全体の強度を決めるため、塗りムラがないかを確認しながら丁寧に仕上げていきます。作業が完了した後は、再びしっかりと乾燥させ、次のトップコート工程へと進みました。

トップコートの塗布

ウレタン防水は紫外線に弱いため、トップコートを塗布して防水層を保護します。このトップコートがあることで、紫外線や風雨からウレタン層を守り、防水層の寿命を延ばすことができます。

今回も、ローラーを使ってムラなく丁寧に塗布しました。特に気をつけたのは、カスレや塗り残しが出ないようにすること。端部や立ち上がり部分は塗りにくい箇所ですが、ここをしっかり仕上げることで全体の耐久性が向上します。

トップコートが均一に仕上がると、屋上全体がすっきりとした美しい仕上がりになりました。塗膜が完全に硬化すれば、これで防水工事は完了です。

施工の工夫

今回の施工では、屋上に設置された物置や室外機の扱いにも工夫が必要でした。特に物置の下は、最初に塗布を行い、その後で移動させて二段階に分けて施工しました。こうすることで、塗り残しのないしっかりとした防水層を作ることができます。

また、室外機の足元はもともとウレタン防水が施されていたため、無理に撤去せずにその上から重ね塗りをしました。室外機を動かすと配管が傷むリスクがあるため、できる限り現状を維持しながら施工することを優先しました。

こうした機械設備がある現場では、計画的に作業を進めることが重要です。今回は、事前にしっかりと段取りを決めて作業を進めたため、スムーズに施工を完了させることができました。

ここでウレタン防水の実際の様子を動画でご紹介します。合わせてご覧ください。

まとめ

現場によって様々な環境があり、建物も一つとして同じものはありません。防水工事はマニュアル通りの工事がすべての現場に適合するわけではなく、建物に最適な工事をすることで、防水の意味を持ちます。

施工は下地調整は当然ですが、もっと細かく言うと使用する道具も重要になります。そうした細かなところにも気を配り丁寧にする仕事を弊社では大事にしています。

些細なことでも構いません。何かございましたらお気軽にご相談ください。

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