瀬谷区のALC鉄骨建物のビル塗装改修工事

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瀬谷区ビル塗装改修工事

屋上鉄部フェンス塗装

本日は横浜市瀬谷区にあるビルの現場です。

高圧洗浄は完了していますので、本日は鉄部の塗装を行います。

まずは下準備。「ケレン」を行います。

この「ケレン」は一見 地味な作業と思われがちですが、古い塗膜の除去・塗料の密着性を高めるなど、外壁塗装をきれいに仕上げ、また、長持ちさせる上で、とても重要な作業なんです。金だわしに似た道具(ナイロンたわし)で、サビも入念にこすり落とします。

ケレンが終わると、下塗りとしてサビ止め塗料を塗布し、乾き次第、中塗りです。今回は黒色の塗料を使用しました。

中塗りが終わり、再び乾かします。この時期、天気がいいと野外の作業も気持ちがいいですね。

上塗りは茶色い塗料で。丁寧に塗り、仕上げていきます。

下塗りと上塗り

この現場は三ツ境駅前商店街の角地にあって、3方向が道路に面したビルです。今日は道路に面した外壁の上塗りと、隣の建物に接した北側ALCパネルの外壁養生・下塗作業を行いました。

ビルの壁面なので、広範囲に渡っての作業になります。今日はこの時期らしいさわやかな五月晴れで、気持ちよく作業ができました。

下塗りを行った北側の壁には、配管のパイプが集中しています。

外から見えない場所だけど、道路に面した壁面と工程は同じです。周囲の環境や劣化から建物を守るのも塗装の大事な役目ですから、手は抜けません!ローラーを使える部分が少ないので、刷毛を使っての細かい作業が多くなってしまいますが、地道にコツコツと作業していきます。職人としての心意気が試される場所なのかもしれません・・・

パイプ裏の壁面はもちろん、パイプも全て下塗りをします。右側から左側に向かって白く塗り進めているのが分かりますか?(暗い写真ですみません)

人ひとり立つのがやっとの狭い場所での作業です。

明日はあいにくの雨予報なので、建物内にある共用階段の下塗りをする予定です。天気の悪い日に進めようと予定していた作業です。

共用階段と外壁塗装

前回に引き続き、北側の狭く複雑に入り組んだ外壁の塗装と、屋内の共用階段の塗装を行います。

前回外壁塗装の様子をお伝えしましたので、今回は共用屋内の塗装の様子をご紹介します。

中塗りの様子です。下塗りの塗料との色の違いが分かりますでしょうか。

隅までしっかりと塗り込みます。写真ではローラーを使用していますが、ローラーの届かない細かな隙間は刷毛を使うなど、必要に応じて道具を使い分け施工します。

写真だとわかりづらいかもしれませんが、鉄部は養生をしており、鉄部用の塗料で塗装する予定です。

今回は内壁塗装の風景をお伝えしました。明日は仕上げです。

補修と最終仕上げ

前回、屋内の共用階段の塗装と、北側外壁の上塗りを終えた瀬谷区Sビルの現場です。ほぼ全ての鉄部と外壁の塗装が終わり、仕上げの段階に入りました。

塗装剥がれが起こっていたビル正面軒裏の木部補修の様子。軒裏は、湿気や雨水の影響を受け腐食しやすい場所です。

塗装屋では対応しきれない修繕や電気工事などは、各分野のプロに協力を仰ぎます。今回は顔なじみのベテラン大工に補修工事を依頼しました。寸法に合わせて切り分けたベニヤ板を手際良く打ち付け修理していきます。

ご要望があった場合は、お客様指定の業者に仕事を依頼することもあります。どちらでも対応できますので、ご希望があれば見積もり時などにご相談ください。

この軒天井の上部にあるバルコニーのドレンまわりから、雨水が壁の内側を伝って一階の軒天井を腐らせていました。傷んでいた木部を補修しました。

日曜日に鉄部を含めた軒下全体の塗装を行い、全ての作業が終了となります。

木部補修前。

木部補修後。

最近では木製のエクステリア建材が少なくなってきましたが、店舗部分があるため、シャッターボックスやテント看板どの兼ね合いで、ALC造であっても木部が使われていました。

こういった不具合を直していくのも職人の仕事です。

これにて瀬谷区の鉄骨ALC建物の塗装改修工事完了となります。

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